1年間ありがとうございました
3月24日に、卒業証書授与式・修了証書授与式が行われました。子ども達の姿は、この1年の成長をはっきりと感じさせる大変立派なものでした。3名の卒業生、そして20名の在校生全員に、心から「おめでとう」の言葉を贈りたいと思います。
卒業式終了後には、「同窓会入会式」と、PTAによる「卒業生を祝う会」も行われました。保護者や地域のみなさんに見守られた中で、6年間の成長を振り返ったり、卒業の門出を祝ったりと、大変あたたかな時間が流れ、あらためて1人1人が主役となる場面の多い、小規模校である愛国小学校ならではのよさを感じさせられました。
この日をもって、令和6年度の教育活動は全て終わりとなりました。この1年、本校の教育活動へのご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。
読書が大好きな子ども達に
図書室の整備や読み聞かせをしてくれたり、楽しいイベントを考えてくれたりと、いつも大変お世話になっている図書ボランティアさんの今年度の活動が、13日(木)に終了しました。最後の企画は、子ども達が参加型の絵本の読み聞かせと、1年間の読書量をもとにした読書大賞の表彰でした。
本を読んだ後に書いた読書カードの枚数が1番多かった子や、読んだページ数が1番多かった子の表彰の後、全員で読んだページ数の発表もあったのですが、全員の分を合わせると50,831ページとなり、全てA4の大きさだと仮定すると、なんと愛国小学校から帯広駅までつながってしまう長さなんだそうです。ビックリ!最後には、全員に手作りのブックカバーなどのプレゼントもあり、子ども達も大喜びでした。
読書離れが叫ばれて久しいですが、図書ボランティアさんのおかげで愛国の子ども達は本が大好きです。こんな取り組みが可能なのも、小さな学校ならではの良さです。図書ボラのみなさん、本当にありがとうございました!
残された時間を大切に…
3月5日(水)に、6年生を送る会が行われました。日頃、全校みんなのためを思って学校をリードしてきてくれている6年生ですが、この時間は逆に、全校みんなが3人の6年生のことを思って準備を進めてきました。クイズや鬼ごっこなど、楽しい趣向を凝らした出し物(6年生の担任が中学年の子ども達に捕らわれる場面も!)に、会場はみんなの笑顔と温かな雰囲気で満たされました。6年生からは、器楽演奏とメッセージの素敵なお返しがありましたが、お別れがすぐそこに近づいてきていることをひしひしと感じさせられる瞬間ともなり、残された時間をみんなで大切にしたいと、心の底から強く感じさせられました。
愛国WINTERワンダーランド
先日の大雪の影響は本当にすさまじく、一夜にしてグラウンドは雪の下に埋もれてしまいました。しかし、せっかくなのでこの雪を活用して子ども達が楽しい時間を過ごせるようにしようということで、PTAの方が重機で学校に来てくださり、グラウンド全体に迷路や雪山をつくってくださいました。おかげで、先日は低学年と中学年が異学年交流と体力づくりをかね、グラウンド一面に広がるワンダーランドを使って思いっきり楽しい時間を過ごすことができました。
子ども達のために協力をしてくださるPTAや地域のみなさんのフットワークの軽さ、そして、小規模校だからこその日常的な異学年との交流、どちらも愛国小学校ならではの大変素敵な特色です。
新入児童一日体験入学
令和7年度入学児童2名の一日体験入学がありました。この日は、中休み体育館で在校生が遊ぶ様子を見ていただき、一緒に一輪車を体験しながら遊びました。その後、1,2年生の教室で図工「スルスルビューン」の学習に参加して、1,2年生の指導の下、実際に作品を作成しました。できた作品を実際に動かす場面では笑顔と歓声が・・・!
普段は上級生にいろいろ教えてもらったり、助けてもらったりしている1,2年生も、この日はお兄さん、お姉さんぶりを発揮して上手にサポートしていました。4月の入学がとても楽しみな体験入学となりました。
笑顔が戻ってきました
51年振りの1月の積雪ゼロ。そこから一転して観測史上最大の12時間120cmの降雪…。学校は3日間の臨時休校となりましたが、今日は久しぶりに子ども達の笑顔が戻ってきました。やっぱり学校には子ども達の笑顔と歓声は欠かせません。久々の再会に、みんなとても嬉しそうな様子でした。
周りを見ると、完全な冬景色。看板やリンク造成時に使うバスなどは完全に雪に埋まっていますが、学校の敷地はPTAの方々の協力できれいに除雪が終わっています。PTAや地域の皆様の絶大なるお力添えには、ただただ感謝するばかりです。
今後は、落雪事故などの危険も出てくると思われます。皆様、くれぐれも安全と体調にだけはお気を付けてお過ごしください。
スケート!
雪不足と気温の高さからリンク造成ができずに困っている中で、同じエリアの大正小学校のご厚意で、愛国の子どもたちが大正小のリンクを使わせてもらうことができました。大正小のPTAのみなさんも、「大歓迎です!むしろ使ってくれた方が嬉しいぐらいですよ。」と温かい言葉をかけてくださり、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
リンクの上での子どもたちの様子は、スケートを滑ることができる喜びでいっぱいでした。また、今年度はいろいろな場面で交流を深めてきている両校なので、会ってすぐに笑顔で声を掛け合う場面も見られ、一段と交流を深めることができたのも大変嬉しい点でした。今後も、大正小学校との絆を深めていきたいと強く感じさせられました。大正小学校のみなさん、本当にどうもありがとうございます!
版画コンクール表彰式に出席しました!
第34回とかち・ひだか児童版画コンクールの表彰式がありました。愛国小学校から、特別賞・金賞に10名、銀賞・佳作に5名と、合わせて15名が入賞しました。中でも、十勝教育長賞に2名、帯広市長賞に2名入賞するという快挙です。昨年に引き続き優秀学校賞もいただき、愛国小全体に対してもうれしい評価をいただきました。この日は特別賞と金賞を受賞した9名が表彰式に出席してきました。
デッサンから刷るまでの一つ一つの過程を丁寧に取り組み、それぞれが味わいのある素敵な作品に仕上がっています。今回受賞したことに自信をもって、様々な造形活動に親しんでいってほしいと願っています。
楽しい3学期に!
1月10日(金)から、3学期がスタートしました。今回の冬休みは、16日間という短いお休みでしたが、子ども達はそれぞれ充実した休みを過ごすことができたようで、どの子もとてもいい表情で登校してしてきたのが印象的でした。
始業式の中で校長の伝えた、“楽しく過ごすために何でも自分からやってみよう!”、“自分の可能性を信じていろいろなことにチャレンジしてみよう!”という新学期に向けたメッセージを、子ども達はしっかりと受け止めているように感じます。楽しく充実した毎日を創るのは自分自身です。みんなの笑顔がいっぱいの毎日を、みんなで創っていける新学期にしていきたいです。
いろいろなチャレンジを!
子ども達には、「学校には、毎日には、本当にいろいろなChanceがあるよ」ということを伝えています。そんなチャンスを自らつかむことで、想像しているよりもたくさんの喜びを味わうことにつながっていきます。今回は、3・4年生の子ども達がみんなでつくり上げた壁新聞が見事コンクールで入賞し、全員で表彰式に参加してきました。頑張ってチャレンジしたからこそのご褒美に、喜びもひとしおです。
小さな学校だからこそできる取組がたくさんあります。そんなチャンスを今後も大切にしながら、子ども達一人一人がたくさんの喜びを味わうようことができるような毎日を創っていきたいと考えています。