[ 令和7年度2学期の情報 ]
秋の治水の杜授業!
帯広市河川事務所、アークコーポレーションの支援を受けながら授業を行いました。この日はあいにくの雨だったので、予定していた樹木の種子の観察はできなかったので、室内で苗づくりを行いました。春に植えた樹木の苗が3~4年の年月をかけて育て、また自然の中で大きくなっていくその基盤となるこの作業は、自然のサイクルを実感する体験につながっています。自分たちが植えた種がのちにまた河川敷に植樹され大きく育っていく木となることを願いながら作業を進めました。また、自分たちの生活している圏内の在来木についての知識も深められたようです。
親子防災教室!
帯広市の危機対策課の方をお招きしておびひろ市民学「親子防災教室」を行いました。この日は1,2年生と3~6年生に分かれて行いました。1,2年生でははじめに災害が起こった時の身の守り方などを学習し、後半は避難時に使用する段ボールベッドを組み立てて、実際に寝てみたり乗ってみたりして体験しました。3~6年生は、防災カルタを通して、防災についての知識を広げ、アルミシートを使って担架を使ってけが人を運ぶ体験を行いました。
保護者の参加10名も含め、大人も子供も一緒に災害について学び、いざというときのための知識を広げることができました。
シェフとの調理・あぐり発表会!
春から取り組んできたあぐり活動(食農教育)。この日はその集大成となる日でした。北海道ホテル、観月宛、ホテルグランテラス帯広、マスヤパン麦音から6人のシェフが来てくださいました。シェフと一緒に育ててきた野菜や果物を使ってランチセットを調理して、全校児童はもちろん保護者や地域でお世話になっている方々をお招きして実食しました。この日のメニューは、ピーマンの肉詰め、ポテトサラダ、ポトフ、フルーツポンチでした。今年のあぐり活動では、それぞれの野菜の種類を変えたり、育てる条件を変えたりして比較観察しながら味や、収量から検証していきました。調理、実食のあとのあぐり発表会では、学年ごとにそれぞれのテーマに沿った発表がありました。発表の内容に、大人たちも興味津々…児童の探究的な学びが、見ている大人にとっても興味が広がる内容となっていました。
思い出いっぱい詰まった修学旅行!
6年生は大正小学校と合同で1泊2日の修学旅行に出かけました。主な見学先は札幌方面で、防災センター、エスコンフィールド北海道、青少年科学館に行ってきました。1日目の自主研修では、事前に見学先や交通手段を調べ、5人で協力しながら札幌時計台やHTB onちゃんテラス、どんぐり(パン屋)、四季マルシェ、RIQに行って、お店の人にインタビューをして研修を深めてきました。愛国小の5人の絆もこれまで以上に深まり、そして何より大正小の人たちとも仲良くなった2日間でした。おうちの人と離れて過ごす2日間は、出発時は少し不安な表情が見られる子ども達でしたが、帰ってきた時には、充実感に満たされた表情をしていたのが印象的でした。6年間の最大の思い出となる修学旅行。今年の6年生もけがなく全員が元気に楽しく過ごせたようで、引率していった先生方も素晴らしい修学旅行だったと絶賛していました。自慢の6年生、これからの活躍もますます期待大です。
卓球Tリーグの選手を招いて特別授業!
卓球のプロリーグであるTリーグの吉田雅己選手と安藤みなみ選手を招いて特別授業がありました。模範実技ではスピード感あふれるラリーに子ども達の目は釘付け。そのあとは実際にラケットをもってスマッシュやドライブを受けてみる体験をさせてもらいました。球速が速い球をしっかりラケットで受けることができる子もいて、選手の皆さんもびっくりしていました。愛国小の子ども達はなかなかセンスが良いとほめられました。
愛国小の体育館のステージには卓球台が常設されています。休み時間はいつでも卓球に親しむことができる環境があるので、子ども達の遊びの中に卓球が位置づいています。この日を境にさらに卓球に人気が集まり、卓球台の周りは大変にぎわうようになりました。よつ葉アリーナで行われるTリーグの試合を見に行く子もいるようです。今回の体験を通して、卓球への興味が広がったようです。
へき地体験実習!
教育大釧路校より実習生が来ました。今回の実習は、へき地複式校の実践的な認識を深めることもねらいとして行っており、今年度も本校は1名の大学生を迎えました。3,4年生の学級を中心に1週間一緒に過ごし、学習活動全部を見ていただき、へき地校の良さや苦労等を実感していただき、知っていただきました。子ども達にとっても嬉しい1週間はあっという間に過ぎ、最終日は別れを惜しむ姿もありました。先生の仕事のやりがいや良さを感じていただけたようです。
2学期もChaChaChaでがんばろう!
今年度の愛国小学校のキャッチフレーズは「ChaChaCha~なりたい自分になる~」です。1学期の終業式で校長先生が「校長先生もなりたい自分があるよ。一輪車に乗れるようになりたい。」と話しました。愛国小の子ども達は全員が一輪車に乗れるますが、乗れるようになるまでの道のりは決して簡単でないことは周知の事実。校長先生の話に子ども達はニヤニヤしながら聞いていました。
そして2学期始業式。終業式で校長先生が宣言したことは多くの子ども達が覚えていた様子。まずクイズから始まりました。「校長先生は一輪車に乗れるようになったか」このクイズは4択でした。
①乗れるようにならなかった②5M乗れる③10M乗れる④それ以上乗れる
全員が①以外を選択し(乗れるようになった?)、ここで実際に校長先生のチャレンジの時間となりました。子ども達がドキドキハラハラしながら見守る中、なんと体育館のはじからはじを突っ切るように駆け抜けました。子ども達も先生たちもみんな大拍手!校長先生のチャレンジは大成功でした。
「学校は楽しいところ」にするために、失敗をネガティブに受け止めるのではなく、「次はこうしてみよう!」「こうやってみたらできた!」「楽しい、うれしい」を繰り返していくことが大切であること。なりたい自分に向かって、つらいことも嫌なことも楽しいことにしていくのは自分自身であることを、校長先生の一輪車チャレンジを通して、子ども達へのメッセージとして伝わったはずです。2学期、子ども達がどのように進化していくのか楽しみなスタートとなりました。
PTA夏祭り!
1学期の終業式に予定していた夏祭りが熱中症対策のために延期となり、8月26日に行いました。子ども達はこの日をとても楽しみにしていたようで、毎年恒例の愛国盆踊り、子ども縁日、お化け屋敷、そして花火大会と盛大に実施しました。盆踊りではサザエさんファミリー(6年生児童と先生)や卒業生も加わりみんなで楽しく踊りました。子ども縁日では、射的とスーパーボールすくいコーナーがあり、子ども達はたくさんの景品をゲットしていました。2階の教室や廊下に設置されたお化け屋敷。中にはALTのダン先生もお化けとして加わり、怖さが倍増!スリル満点のお化け屋敷に歓声をあげながら楽しみました。そして、お祭りのフィナーレは花火大会。今年も音楽に合わせながら夜空に華麗な花が咲きました。PTA教養部を中心に準備していただいた夏祭りは、今年も大盛況で終わりました。ご協力いただいたPTAの皆様、そして花火を見に来ていただいた地域の皆様、ありがとうございました。